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面白くない本。読書論

      2012/09/05

僕は教養レベルが低いので、書籍くらいは読まなきゃなー・・・と常々思っている。
Amazonプライムが出来てから、格段に書籍系を注文する頻度は増えた。
送料無料だし、すぐに届くし。
鳥取のような僻地には大きな書店もないし、書籍数も限られている。
出張で東京に行くと、書籍数の豊富さにワクワクする。


購入は基本的に「ジャケ買い」
ジャンルはなるべく「自分の専門外」の領域。
WEBとかマーケティング系とかはほとんど買わない。
専門知識は活かしてこそなので、書籍でつまみ食いしても意味が無いかと。
教養、リベラルアーツという観点から見ると、書籍ほどコスパの高いものはない。

・アマゾンでボロクソに叩かれている本。
・しかし一定の割合で「支持するもの」がいる本。

こーゆー書籍は面白い。

Amazonの使い方としては、「購入」というよりも、履歴として利用。
どーゆー事かというと、こーゆー事。



(例)「洗脳」「カルト」関係が自分の心に刺さった。

その場合、まずいはAmazonへGO!
キーワードを打ち込む。
そこに表示された書籍で「良さ気」なものを「欲しい物リスト」に投げこむ。


買う買わない関係なく。

「そうする事で、いま自分が興味ある分野、ジャンルを履歴に残す」


これをすると将来、自分を振り返る時に超便利。

「あー、半年前はこのジャンルに興味あったんだな・・
このジャンル面白かったから、他に1冊買ってみようかな・・」等と。

で、購入履歴とほしいものリストをボーっと見ているだけでも、
新たな気づきも出てくるワケです。

この時期は大前研一にハマってたなー。
ロジカル、フレームワークとか何気に役立ったよな。
フレームワークの危険性は重要だな・・・・とか。

あの書籍良かったから、再読しよう!とかってなるワケです。

「脳」の可視化ですね。







全然意味不明といいますか、読むのも苦労する書籍も多数ある。
10ページ読むのに数時間かかったり、
何度呼んでも「理解不能」だったり。

でもコレも読書の醍醐味だと思うわけです。


アメトーークという番組で「読書芸人」という企画があった。
そこにピースの又吉が出ていて、こんな事を言っていた。

“面白くない本って無いんじゃないかなって思うんですよね。
まだその本を読むタイミングじゃなかったり、能力がなかったりするだけで。



非常に的を射ていると思うわけです。
「分からない・難しい」と感じるのは「伸びしろ」があるという事でもあるし。

分かったつもりが一番の功罪で、
分かったつもりで批判したりする人がレビューでは多いですが、
ジツは「分かっていないから、批判してしまう」という側面もあるワケですね。


読書って、どんな素敵な書籍でもコアメッセージといいますか、
著者が伝えたいのは「ほんの数ページ」なワケです。
学術書、論文を除く書籍では。

その「数ページ」を読み取れるか、探すことが出来るか?

これが「読み手」に与えられた課題であり、
その課題をこなすのが読書の醍醐味だとも言えると思うのですね。



僕は割りと小さいことから活字ジャンキーでした。
絵本も好きだったし、漫画も大好き。今でも漫画は買うし。
10代から20代前半は小説にもハマったし。
赤川次郎の夫は泥棒、妻は刑事シリーズはハマったなー。
今は読まないけど村上春樹を最初に読んだときは、
文のリズム感やメタファーの使い方が上手だな!オイ!!と思ったし。
それにより文章を際立てせるには「メタファー」が重要な役割を持つことを知りました。
となるとメタファーの効用とかレトリック系に興味が沸き、今度はそっち系も買ってみる・・・・という具合に終わりが無いわけです(笑)


「面白くない書籍なんて無い」

「今は面白くもなんとも感じないのは、自分がそのレベルに来てないから」

「事実、数年後に読み返すとスーッと腑に落ちる感動すら覚えることは多々ある」

「読書の目的は知識ではなく、教養」

と思ったりするわけです。


あとは「読書の時間」をどう取るか?!ですね。

一番いいのは「1日1時間」でいいので、強制的に時間を割くことだと思います。
時間は自然には出来ませんので、作るしかありません。
何かの時間を割いて、作るしかないし、それが一番手っ取り早いかと。

「自分の専門領域」の書籍を読んでもさほど効果はない気がします。
無知と既知に変えていくのがテーマだとすれば、それはあまりにも狭すぎるからです。

今この書籍を読み返していますが、なんと言いますか・・
やはりこの2人は別格といいますか、凄すぎるなー。
でもこんなに書籍を読み、理解できる大人には憧れます。嫉妬します。



この中に書かれている「読書のコツ」的なものと、僕の方法はほぼ同じなんだけど、なっぜこんなにも差が出るのだろうか・・

知の怪物&知の巨人。

まさにそんな感じですね。
合計400冊の究極のブックリストが掲載されています。




1.「金を惜しまず本を買え」
2.「1つのテーマについて類書を何冊か求めよ」
3.「選択の失敗を恐れるな」
4.「自分の水準に合わないものは、無理して読むな」
…….


「本を読むときには、懐疑心を忘れるな」というのは非常に大切だと思う。
「本と対話する」という姿勢だ。

 - 書籍けい

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