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人生論としての読書論

      2012/09/05

学校では教えてくれない事はたくさんある。

ビジネスの原理原則や商売の方法なんて教えてくれない。
ローンの組み方も教えてくれないし、
上手な資金調達の方法も。
実践的なことは「教えないし、答えない」

・・でもそれが大人の世界だ。
カイジでも利根川会長が名言を残している。


甘えを捨てろ。
 お前らの甘え、、その最もたるは、
 今、口々にがなりたてたその質問だ。
 質問すれば答えが返ってくるのが当たり前か!?
 なぜそんな風に考える!?

 バカがっ!

 とんでもない誤解だっ!
 世間というものは、とどのつまり、
 肝心なことは何一つ答えたりしない!!



大学で「経済学」を習ったなら、どこまで通用するのだろう?

僕は大学に通った事がないので、何とも言えないが周りを見渡した限り、
バリバリ通用する事はないだろう。
なぜなら、あくまでソレらは「理論」だから。
理論と実践は別物だから。

経済論もそうだが、様々な前提の上に成り立っている学問な訳であり、
その「前提」が誤ったり変化してしまうと、それは通用しない。

仮説が崩れると「誰も経験したことのない未知」の領域なわけで、
知識や賢さでは乗り越えられない
というワケだ。


机上の空論とは言い過ぎですが、「理論」というのはそんなものです。

前提、過程が崩れると、変化すると「まるっきり通用しない」のです。


昔は時代の流れも変化も緩やかだったから「学問」が幅を利かせていました。
MBAとか国家資格取得で人生が決まる的な傾向がありました。

いまはどうでしょう。そうですね。
あんまり実践には役に立たないわけです。
実際にサムライ業で食っていけるのは宇宙飛行士くらいでしょう(笑)

ただし学ぶ事で、
「教養、知性を身に付けれる」という大きなメリットはあります。
これは大きな資産となるでしょう。
そういう意味で、大学生が羨ましい。

僕は月に10-20冊くらいを読むようにしています。
サラリーマン時代に「教養」の大切さを知り、
そこからあらゆるジャンルや漫画、週刊誌を貪るように読んでいます。

最近気づくこと。

「教養のない人が多くなあ。」

有名団体の幹部クラスとか会社上層部の人間がまったくもって「教養」が無い。
賢い賢くないの問題でなく、
「大人としての教養」「人生の先輩としての教養」です。

たぶん答えは簡単で、
「狭い範囲でしか学ばない」という事と
「自分の業界、ジャンルしか学ばない」からです。

建設業の人は建設業界の書籍しか読まないし、情報も知ろうとしない。
IT系の人はネットに関する書籍や情報しか触れようとしません。
よく考えれば、こんな事を繰り返しているから、いつまで経っても「教養」は身につかないのですね。

読書の方法って学校では教えてくれません。

だから多くの人は「本の読み方」も知らないのかもしれません。


月に10冊とかって聞くとスグに「速読」とか
「フォトリーディング」とかって思い浮かべるでしょう。
僕は全然知りません。
まああれですね。
本を読んでいない人に限って、そうゆー類に飛びつきますね。
「やる前から効率を求める」という非効率な人です。

本の読み方ってホント重要です。

多読したいだけなたフォトリーディング的な手法もありでしょう。
ただ「多読」はできますが、それが血となり肉となるかはいささか疑問です。
ならないでしょうね、たぶん。

表題の書籍。
国民教育の師父・森信三師による幻の名著の復刻版です。
師はこう言っています。
二度とない人生を真剣に生きようとするなら読書は不可欠と説き、
人生に必要な読書は以下の3つのほどよい調和が大事であると。

1)人生をいかに生きるべきかを中心とする読書(人生論や宗教関係)
2)自己の職業を中心とする読書(専門書)
3)広義における教養としての読書

また他にも
・書物選択の基準精読
・多読と精読について
、、、なども解説。参考になる部分は多いです。

中身も非常に面白いので、
「いろいろ読破してやるぜ!」という方はぜひ。




同じ「読書テーマ」でもう一冊。
読書がまだ習慣化されていない人にうってつけの本です。

本を読まなかった著者が今では年間400冊を読んでいるとの事。
なぜ読書をした方がいいか、その理由をきわめて具体的に、
これでもかというほど懇切丁寧に解きほぐしていきます。
読みやすく、活字が苦手な人は必読です。
価値観が変わるかもしれません。


「弁護士が書いた究極の読書術
ービジネスに活かす大人の読書論」

仕事が忙しく読書の時間がない方,読むスピードが遅い方,専門領域の本以外は読まない方に向け,いかにして読書を楽しむかのヒントを公開。
「読書」は究極のスキルアップ術なのに…」「速読とか効率的な読書とか本当に必要でしょうか」「読書から得られるものってなんだろう」「瞬発力と持久力のトレーニング」のテーマのもと究極の読書術を収録。
読書から得られる28の宝を挙げるなど,エッセイ風で気軽に読める一冊。
(法学書院HPより引用)






僕たちが直接経験できる世界は狭いもの。

時間も限られるし、行動範囲も限られる。


しかし読書を通じて得られる触れることのできる世界は無限に広がっている。

そこを見ようとせず、どこを見るのだろうか。

 - 書籍けい

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