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新しいサービスのプレゼン前編

      2012/09/05

今期より新しいサービスをinする。
いつもの如く世一率いる「キュービックホールディングス」との共同事業。

彼とはなぜか上手くいっている(笑)

ふとしたキッカケで出会い、国内唯一のサービスを5年以上一緒にやっているワケだが、大きなトラブルも無いと言えば無い。
いや、あるよ。そこそこ小さいものは。
一緒に某社まで朝一で(横浜)謝りに出かけたのもいい思い出だし。

さすが元先生(予備校)だけあり、歳の割に話が上手だし、社会人経験が無いのに「社交性」と「交渉力」が強い。
うむ。東大生のくせに地頭が強いんだな。

いわゆる高学歴の人種にしては、貴重な珍しい人間だと思う。
というか僕が彼が東大卒と知ったのはほんの2年くらい前だ(笑)
全然知らなかったし、そーゆー事を言わないのがステキなんだろう。
進学の問題であれこれ話したことはあったが、東大とは知らなかったぜ!


LFMというサービスを展開しているワケだが、
実はカタチになるには紆余曲折あった。ほんとに・・・


当初は僕を含む「5名」で塾形式で走らせる予定だった。
アドセンスというビジネスモデルに寄生するようなイメージ。
悪く言えば。

大阪のホテルの会議室を2日間抑え、2日間でテキストを仕上げるという事で、5名が新大阪のホテルに集結する前夜のこと。
たまたま前乗りしていた僕は世一を呼び出した。
というか一緒に飲んでおり、こう切り出した。


「あのさ。明日なんだけど・・・
これからはじめようとしているスクールの事なんだけど。
このままスタートしても上手くいかないと思うのだよ。
せっかく集まのに悪いけど、辞めたほうがいいと思うんだよ。
でさ。明日最初に俺が ヤメない? って言うから。
どうよ?!」



と切り出した。
世一の反応は悪くなかった。
たぶん彼も同じような感覚を持っていたのかもしれない。

詳しくは覚えていないけど、彼の中でも
「このままで上手くいくのか?継続的事業として成り立つか?」
という点はクエスチョンだっただろう。


僕が世一に切り出したには訳がある。

それは彼が5名の中で一番年下だっったし、
WEBという世界では一番経験歴は少なかったから。

おそらく、そういった立ち位置にあると、本心は言い難い。
まだ5名の信頼関係も完璧に出来ているとは言えない段階だったし。


一番年下の意見というか、思いはどうなんだろ?と聞きたかった。
そこで反対されれば、僕だけがそのプロジェクトから抜ければいいだけだし。
しかし彼も概ね賛成派だった。


・・・そうゆーワケで翌日の新大阪の会議室。

「あー、1ついいですか?
あのねー。このプロジェクト・・・ヤメない?
上手くいくイメージが今更ながら見えないんです。
一度、一回ここで振り出しというか仕切り直しした方がいいかと。
それが最善策だと僕は思う。
せっかく集まったけど、このまま走らせるのは得策じゃない気がするんだよ」


と切り出した。いきなり(笑)

以外にも全員納得してくれた。
たぶん心の中では
「浜本、なんだよ・・・・やろうと決めていたのに・・」
と思われていたかもしれないが。



そんな感じで、全て真っ白に戻した。


そこから半年あまり。
今後どのような方針、理念で行けば良いか??を考え抜いた。


「やめよう」と言ったからには「代替案」が必要だし。

当時はアドセンスモデルしか頭に無かった。
僕自身アドセンスだけで100万円の収益をあげていたし、
周りも「未来永劫」続く、強靭なモデルだと考えていた。

しかし・・・現実は違っていた。

いきなり僕のアカウントが凍結された。
今まで月100万円の収益を運んできてくれていたアカウントが突如「停止」に。
それは100万円が一気に0円になった事を意味する。
どんどん収益が下がるのではなく、一気に0に!!

「そうか。結局はそうゆー事か・・」

100万円という金額はデカかったが僕は目が覚めた。
収益性は「積み上げ式」じゃないとキケンだと改めて体感した。
コツコツと積み上げていくモデルでなくえばキケンだと。

その時脳裏に浮かんだ言葉。

「アフィリエイターという職種が力を振るう時代」

アフィリエイトで重要なポジションを持つのがASPだ。
案件を探してきたり、報酬設定をするのもASP。
当時は今とは全然違っていた。
「THE 殿様商売」的なイメージだった。
バリュコマとか大きなASPはアフィリエイターを「駒」としてしか考えていなかった。
「提携してやってもいいぜ!」的なイメージ。


で、僕はこう思った。

「力のあるアフィリエイターを必要とする時代が来る」
「リテラシーの高いアフィリエイターだけが生き残れる時代になる」
「力のあるアフィリエイターの取り合いになる」

・・・と。
事実、今となってはそうなった、そうなっていると思う。


そこで世一にこう切り出した。

「あのさー。
ASPとタッグというか提携みたいなカタチのモデルで行きたいんだよね。
お互いWINWINのモデルイメージ。
僕たちは力のあるアフィリエイターを育てる、集める。
そして彼たちにASPから「特別単価」を提供する。
ASPは僕達のグループに対し個別にオファーをかけられる。
力のあるアフィリエイターを動かす事が可能になる。
で僕らは月額料金というカタチで収益化する。
PDFで完結でなく、音声や動画を使い「鮮度」に拘る組織運営をしたい」


たぶんこんな感じだった。

当時は限られた人しか「特別な単価」は戴けなかった。
いわゆる ASP対個人 という図式だったわけ。
これを ASP対組織(LFM) という図式に塗り替えたかった。


でも問題はあった。
僕も世一もASPアフィリで大した実績が無いという事(笑)

そこでも奇跡が起る。
当時SEOでもブイブイ言わせていたフルスピード。
フルスピードが「ASP事業」を開始するというタイミングだった。
新しいASPなので、上手くいけば話しは聞いてくれるかもしれない。
熱意が届くかもしれない・・


という事で、僕は即電話をとった。


「こんな事をスタートしている。
これに加わるメリットはこれとあれがあります。
・・・・どうですか?
ぜひご協力願えないだろうか?」


と電話でまくし立てた。
ほとんど実績も経験も無い人間が(笑)


フルスピードさんの回答は「OK」だった。
マジか。すげえー。感謝!


そういう事で現在のLFMの原型が出来上がった。


ASPとアライアンスを組む。

志の高いアフィリエイターだけを歓迎する



これはすごく重要で、実際にLFMでは爆発的なパワーを叩きだした。
ある案件で半数以上を会員が叩きだしたこともあるし、
いきなり会員価格でスタートできる利点も大きい。


運営側の収益性という面で言えば、さほど良くないが(笑)
年間1千万くらいのキャッシュインだけど、
LFMやっていなければその5倍くらいは稼げてただろうから。




今ではほぼ案件に関しては「世一」にお任せ。
なんというか・・・あれだね。僕は何もしていないに等しい。
事務局の矢沢さんが回してくれてるイメージ。

概ねスクールってのは1年や2年で終焉を迎える。
その理由は「システム疲労」を起こすから。
そのシステムが時代とともに使えなくなったりするから。

その点、僕らが考えたLFMは「あり方」を教え、
普遍的な点、部分、要素を重視しているので継続できている。
たぶん国内を見てもアフィリエイトという冠で継続できているのはここだけだ。
パクりや、似たようなモノもあるだろうが、所詮短命。
そこには「理念」が無いからだ。
「●●で稼げるよ」という呼び水で、一時的にお客を呼び込んだいるから。


「アフィリエイターの地位向上」

これもLFMのテーマであるが、これを出来るグループ、組織ってたぶん今後も出てこないだろう。

紆余曲折あったが、最高のカタチになっている。
細かい点を見れば改善点は無数にあるけど・・・・
最高の人、仲間が集まっているから、最高に楽しいし。

「何をするかより、誰とやるか?の方が重要である」

と良く言われるが、まさにその通りだと思う。

ECサイトのコンサルでも僕が良くいうフレーズだが



「人は何をしてくれたかは忘れるし、覚えていない。
しかしどんな気持ちにしてくれたか?は絶対に忘れない」




という法則があると思う。

・僕が困ったときにAとBをしてくれて結果、100万稼げた!ありがと。


というような細かな部分での記憶は忘れる。絶対に。
しかし・・・

・僕がダメだと思った時、その考えを否定し一緒に考えてくれた
・自分の狭い世界観からワクワクする世界を見せてくれた


などのような「どんな気持ちにしてくれたか」は忘れることがない。
なぜなら「心」の感動は消えないからだ。

小手先のテクニックで上手くいっても、そこには「単なる驚き」しか生まれない。
「心の感動」は絆を深くする事を、この事業を通じて理解できたし、体感している。



うむ。僕は人に恵まれたいるし、
人を選ぶ目利きに優れているのだろう(笑)
割りと偽物を見分ける嗅覚には長けているし、自信もある。


たぶん世一が
「理由は聞かないでくれ。1千万貸して欲しいのです・・」
と言われれば、迷わず貸すだろう。

共同事業というのは難しい。
価値感も違うし、大人はワガママだから、どこかで歪が生じやすい。
今まで生きてきたバックグランドも育ちも違うわけだから。


よくこんな愚問がある。

「世一さんと長い間、上手く行ってますよね。なぜです?」

こういう事だと思う。



ある意味、世一は俺によって生かされているし、
俺も世一によって生かされている。
・・・お互い様とはそういう事だと思う。

常に向き合っているのではなく、「同じ方向」を向いている。

だから衝突も今までないし、
お互いに「イラ!」っときても許せる、流せるのだと思う。



・・・・・となんだか話がズレてきた。




今回のサービスはいわゆる「小さな会社の大きな稼ぎかた」みたいな感じ。
1年間に渡り様々なプログラム、講義を展開していくイメージ。
参加者は起業数年という比較的若い会社の社長が多い。
100名の募集を募るが、たぶん埋まると思う。すぐに。


新サービスの話は次回に持越し。

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