ビジネス思考 序論
2014/11/12
新サービスのメンバー制(会員制)での講義。
2012年6月から2013年6月までの1年間、メンバーと様々なことを考え学んでいくもの。
今月は僕の担当で、2時間ほど「思考」についてお話をしました。
思考というモノは僕はサラリーマンを辞めた時から「運命を決定づけるもの」だと捉え、このテーマで話したセミナーや講演は数知れず。。。
中々伝えきれない、解釈も難しかったりするワケですが、大切であるという事は間違いありません。
2012.07.26 in Kanda
「考えることは大切」
どこでも言われる言葉ですが、実のところ大人はほとんど考えません。
「考えたつもり」であり、「考えた」と錯覚しているに過ぎない。
実は「考えた」のではなく「知っている知識を寄せ集めた」というケースは珍しきもなんともありません。
そのよーな内容を書籍などから抜粋し、参加者には考えてもらう内容にしました。
僕のセミナーや話を聞く人は大変だったかもしれません。
抽象的な事も多いですし、あえて丁寧に解説はしないので。
でも実はこれはとっても大切だと思うのですね。
例えば言葉の意味や用語にしても「100(満点)」ではなく「80」くらいしか言いません。
「ABC」という用語が資料に書いていたとしても、その「ABC」に対して親切丁寧にその「ABC」の意味や背景を話しません。
いや・・話せるのですが、ソレをあえてしないという感じです。
なぜなら・・・
「補完」することで、僕達は「成長」するし、それが「学び」だと思うからです。
やや暴論ですが
「分かりやすさ」を求めるのであれば「リアルタイム」に拘る必要はありません。
ありがちな講師の一方的な話を聞くだけのセミナーもそうです(笑)
音声やCDなどを繰り返し聞けばいいだけです。
わざわざ会場に足を運ぶ必要性はあんまし無いのですね。
●会場に足を運んだ者全員で、頭に汗をかき、他人の様々な考えと直面する。
僕が考えるに「セミナーや講義」はこういうものです。
ですから椅子に講師が2時間ほど座りっぱなしで、スライドを読みあげるよーなモノは「セミナー」でも何でもなく、単なる「発表会」だと思うのですね。
それって「資料と音声」で十分じゃね?
「参加者」いらなくね?・・・・と思うわけです。
リアルタイム性を保有できる「セミナーや講演」では
「やや分かり辛い」というファクターはとっても大切ですし、内容が大衆向けで無い限りそれらはかなり強い効用を生みだします。
「ああそうか!あの時の話の意味はこーゆーことだったのか!」など。
「うお。ダメじゃん、オレ・・・理解できてねー」とか。
そんな感じの話を交えながら、いつものように2時間ほどお話しました。
いつものように資料の仕上がりは当日。
1発目なので「僕の持論や視点」を中心に全体的なことを話したワケですが、
おそらく理解不能だった方もおられるかもしれません(笑)
今まで「ノウハウ」「テクニック」を聞くようなセミナーばかり参加していた人には少々衝撃だったかもしれません。
真っ向からそれらを否定し、「思考」を中心に様々な例を挙げていったので。
内容的には2011年に渋谷で開催した「思考学」の簡単版、簡素版みたいな感じです。
というわけで。
次回からその内容をプレイバック。
最近の投稿
カテゴリー
関連記事
-
保護中: 思考学セミナー
この投稿はパスワードで保護されているため抜粋文はありません。
-
ビジネスにおけるレバレッジ作法
秋葉原で開催。 平日にも関わらず5万円の参加費、集客期間5日というタイトな募集ス …
-
ビジネス思考 振り返り
このコマでは「知識」「知恵」の大きな違いと、知識人が活躍できない意味と知識人や専 …
-
集客と顧客獲得を考えるセミナー
新規顧客、見込み客、固定客の3つの視点と創造。集客と顧客を考えるセミナーを開催してのメモ。
-
1Day講座 情報咀嚼の作法
情報の咀嚼の作法 という講義のまとめ、メモ。ビジネスでサラリと上手くいくための方策など。
- PREV
- はじめての鹿児島
- NEXT
- ビジネス思考 振り返り